1: 家カエル ★ 2023/01/09(月) 22:28:20.16 ID:+eN+Y2k89
シャインマスカットと同じ構図に…中国が愛媛の「門外不出の高級カンキツ」を自国で堂々と生産できるワケ
”視察団”が日本の果樹園で堂々と盗んでいる
日本の高級フルーツの種苗が中国や韓国に流出する事例が相次いでいる。なぜこのようなことが起こるのか。農業ジャーナリストの窪田新之助さん、山口亮子さんの著書『誰が農業を殺すのか』(新潮新書)より、愛媛県のカンキツの例を紹介しよう――。
■市場に流通していないはずのカンキツが中国に流出
「えっ……本当ですか」
電話の相手は、疑問とも感嘆ともとれる口調で声を絞り出してから、黙り込んだ。ひりひりした空気が流れる。どうやら寝耳に水の情報を伝えてしまったようだ。問い合わせた相手は、愛媛県の農業担当者。内容は、同県から無断で中国に流出しているのではないかと疑いを持った「愛媛38号」についてである。(略
「愛媛38号は、市場にはデビューしていません。県の研究所内にしかないはずなんですよ」(略
日本で商業栽培すらされていない「愛媛38号」がなぜ中国に渡ったのか
「愛媛38号」、正式名称「愛媛果試第38号」はというと、品種登録はされておらず、残念ながら2022年9月時点では日本では商業的に栽培されていない。ただ、皮肉なことに無断で流出した先の中国では商業栽培され、さらに愛称「果凍橙(ゼリーオレンジ)」や略称「愛媛橙(愛媛オレンジ)」などいくつかの名前で呼ばれるほど親しまれている。県の研究所内だけで細々と栽培が続いているはずのカンキツが違法性の疑われる形で流出している可能性があることに衝撃を受けた。
厄介なことに、中国で「愛媛38号」が普及しているのは四川省だけに収まらない。中国版「ウィキペディア」である「百度百科」によれば、湖北省、湖南省、浙江省、福建省でも産地化されている。つまり、上海のすぐ隣の沿海部からチベット自治区に近い内陸部まで、東西およそ2000キロ、南北数百キロにわたって産地が点在する。直線距離だけでいえば、北海道の最北端から九州の最南端までが約1900キロだから、それよりも長い。もちろん、一つの品種や系統がこれだけの範囲で広がっている事例は日本ではない。
「愛媛38号」は、中国ではしばしば“フルーツのトップスター”として持ち上げられてきた。そもそも中国全土のカンキツ生産量は5000万トンを超えており、世界で1位である。1980年には100万トン程度だったのが、経済発展とともにすさまじい勢いで生産を伸ばし、リンゴを抜いてフルーツの中で1位になった。そんな「柑橘帝国」中国のネット通販で頭角を現したのが「愛媛38号」なのだ。
1998年に「研究団」と称して30以上の品種を持ち帰る
中国・四川省発のニュース記事によると、このカンキツを丹棱県にもたらしたのは、現地で活躍する果物の専門家である譚後根氏だという。譚氏は、同県の農業局副局長を務め、県政府によって「丹棱カンキツの父」とたたえられている。人気のあるカンキツ「不知火」の普及でも知られる。これは、日本では「デコポン」として名が通っている。
農水省所管の研究機関である「国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(以下、農研機構)」が開発し、「熊本県果実農業協同組合連合会(JA熊本果実連)」がその商標の登録を済ませ、人気に火が付いた品種だ。
譚氏は、1998年に研究団を引き連れて日本から30以上の“新品種”を持ち帰り、適性を試した。そのなかに含まれていた「愛媛38号」では現地で接ぎ木をして、果実を実らせることに成功した。(略
なお、譚氏は長年にわたるカンキツの生産振興の功績により、中国の最高行政機関である「国務院」から終生の生活手当を受けている。(以下略
全文はリンク先へ
[PRESIDENT 2023.1.9]
https://president.jp/articles/-/64937
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244: 新規スレ立て人募集 社説+の募集スレまで 2023/01/09(月) 23:59:26.72 ID:Q9S3gbfE0
>>1
視察なんかさせるから、こうなる
4: 新規スレ立て人募集 社説+の募集スレまで 2023/01/09(月) 22:30:49.09 ID:E21eXjB70
>>1
だから視察させるなよ!外国人を視察させる必要ある?
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