コメント 『びわ湖大花火大会』地元住民から異例の反対決議文「誰もが楽しめるように」
約1万発の花火が大津市の琵琶湖岸から打ち上げられる「びわ湖大花火大会」。4年ぶりの開催となる8月8日を前に地元の中央学区自治連合会(52自治会、自治会員計2074世帯)が「今回の開催には反対します」との異例の決議文を21日、大会実行委員会に提出した。実行委は今回は「予定通り実施したい」としているが、来年以降は検討するという。いったい何があったのか。
■何のため…
決議文では開催反対の理由として3点あげている。
<交通渋滞や混雑が激しいこと> 大会当日は午後から深夜まで、交通渋滞が発生し、駐車場の不足など安全安心な住環境が脅かされる。
<住環境への悪い影響> 4年ぶりで見物人の増加が見込まれ、ごみの投棄など環境に悪影響が出る。また、深夜まで騒音が続く。
<高く長い有料観覧席と約4メートルのシートによる壁の増設> 有料観覧席設置のための多額の費用は税金や寄付金の無駄遣い。また、壁で視界が妨げられ、周囲の景色や花火を見ることができず、地元住民の不快感が増大する。
自治連合会では今年6月の定例会で、大会実行委事務局のびわこビジターズビューローから説明を受けた。それに対し、「何のための花火大会だ」「地域住民が花火を楽しめない高い壁とは」など不満の意見が相次いだ。そして、今月20日の定例会で、再度、びわこビジターズビューローの説明を受けた後、開催反対の決議文提出を自治会長で採決。賛成多数(37票)で承認したという。
■目隠しフェンス
「中央学区自治連合会では毎年のように大会実行委に対し、要請文を出すなど要望してきた。しかし、ないがしろにされてきた」
自治連合会の青木正博会長(72)はいう。
今回、決議文提出に至った背景については、「4メートルのシートで花火を見えなくすることで、住民の拒否感が一気に増大したように感じた。生で見て『いいな~』となるはずの地元住民が、テレビで観覧しろといわれたようなもの。シガリズムなど観光も大切だが、地元も大切にしていただきたいという各自治会長の思いだろう」と説明。感情的なものもあったという。(略
びわ湖大花火大会の初回開催は昭和59年。前身は地元住民のために浜大津観光協会が開催していた「浜大津花火大会」。打ち上げ場所は大津市浜大津の大津港沖の水面一帯で、今年は8月8日午後7時半~同8時半に1万発の花火が打ち上げられる。有料観覧席は大津港マリーナ(大津市浜大津)~堂の川(同市におの浜2)までの約2キロに5万席を設置する(前回令和元年は3万8730席)。有料観覧席の料金は最も数の多い普通席が6千円、リクライニングシートで飲み放題付き・エリア専用トイレ設置のエグゼクティブシートが2万5千円など。
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全文はリンク先へ
[産経 2023.7.27]
https://news.yahoo.co.jp/articles/b91918afa391e8abe54ec9d6997a4aa3c2406524
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