コメント 【福岡】一般人がSNSに「香椎川氾濫!気をつけて」→ 福岡市長「偽情報」「大変迷惑」→ 一般人、アカ削除 → 事実と判明、市長謝罪
福岡市長、河川氾濫伝えるSNS投稿を「偽情報」→事実と判明し陳謝https://t.co/MN1Cfmy82W
— 朝日新聞西部報道センター (@asahi_seibu) August 11, 2025
福岡市の河川氾濫への注意を呼びかけたSNS投稿について、高島市長が自身のSNSで「偽情報」「大変迷惑」と投稿し、数時間後に削除した。高島市長は「私の情報のほうが誤っていた」とする謝罪文を投稿した。
昨日の大雨に関して、本日私が投稿した「SNSへの虚偽情報動画はやめてください」という内容の投稿についてですが、私の情報のほうが誤っており、その映像は実際に発生していた事象を撮影したものであることが分かりました。誤った情報を発信してしまい、市民の皆さまや関係者の皆さまに混乱やご心配をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。
■誤認に至った理由(当時の判断)
投稿時点では、市として以下の状況から「香椎川氾濫」という情報は誤りと判断していました。
1 現場確認に行った市職員の目視情報では河川の氾濫は確認できなかったため、投稿された氾濫映像が誤った情報だと判断したこと(実際には撮影された映像の時間と現場確認した時間に約30分のずれがあり、河川氾濫がすでに終了していたことによる情報処理の誤り)
2 香椎川に設置している近くの水位計では氾濫を確認できなかったこと
3 投稿者アカウント自体が直ぐに削除されたことを不審に感じ、確認もできず正しくない情報と邪推したこと
4 通常、河川氾濫が生じた場合に市に寄せられる多数の通報等がなかったこと
これらを総合的に判断し、本件の投稿自体が誤情報の可能性が高いと判断しました。
大雨や地震などの災害時、防災担当職員はSNSに投稿される様々な情報を確認し、被害状況の把握に努めています。 今回は今後の啓発も兼ねて、災害時に目を引く偽情報や偽動画を投稿しないよう注意喚起を行う目的で投稿しました。
■その後の経緯
私の投稿後、夕方に担当局職員から「偽情報と言い切れない可能性があるので現場確認中」との報告が入りました。本日、防災担当や道路下水担当の職員が改めて現場を確認したところ、映像内に映っていた実際の車両を発見。その車や近くのフェンスに流木や葉の痕跡が残っており、短時間ではありますが川から水があふれた可能性が高いことが判明しました。これにより私の判断が誤っていたことが明らかになり、先ほど元の投稿を削除しました。しかし、その4時間の間に相当数の方が投稿を閲覧・シェアしていました。
■今回の反省とお詫び
先ほど、投稿をされたご本人と連絡が取れ、私から直接経緯を説明し、謝罪いたしました。
本来、災害時には正確な情報発信が何よりも大切です。そして受け手も冷静に情報の真偽を確かめることが重要です。その啓発を目的に投稿したはずの私の情報が誤っており、本当に情けなく、恥ずかしい限りです。 また、近年のAIフェイク動画やbotの増加に対する私自身の過度な警戒心も、今回の判断に影響したと感じています。
投稿者ご本人、私の投稿を信じてシェアやリアクションをくださった方、不快な思いをされた全ての方に深くお詫び申し上げます。
市としても今回の判断を深く反省し、改善するとともに、今後はさらに複数の情報源による確認を徹底し再発防止に努めます。私自身も今回の件を深く重く受け止め、災害時にはより冷静かつ正確な情報をお届けできるよう、気持ちを新たに全力を尽くします。
この度は誠に申し訳ございませんでした。
編集済み · 13時間前
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