コメント 【泣】住友製薬、住友化学が製造している農薬で中毒が起きた時の為に解毒薬PAM(作れば作るほど赤字)を製造 農業地帯の病院中心に常備 → サリン事件 → 日本各地から緊急で集められ大勢の命を救った

1995年の地下鉄サリン事件について本にまとめる時、必ず書きたかったのが、被害者を救うために活躍した方々のことです。
— 山本健人(Takehito Yamamoto, 外科医けいゆう) (@keiyou30) November 18, 2023
・640名という前代未聞の救急搬送を引き受けた聖路加国際病院など、多くの医療スタッフと、対化学兵器治療マニュアルをもとに助言を行った自衛隊の医官や看護官の活躍…
山本健人(Takehito Yamamoto, 外科医けいゆう)@keiyou30
1995年の地下鉄サリン事件について本にまとめる時、必ず書きたかったのが、被害者を救うために活躍した方々のことです。
・640名という前代未聞の救急搬送を引き受けた聖路加国際病院など、多くの医療スタッフと、対化学兵器治療マニュアルをもとに助言を行った自衛隊の医官や看護官の活躍
・解毒剤PAMを都内に届けるため、薬品卸売業スズケン社の社員が名古屋の本社から新幹線に乗り込み、浜松、静岡、新横浜のホームで次々にPAMを受け取り、結果として230人分のPAMを都内の病院に届けたこと
・国内で唯一PAMを製造、販売していた住友製薬(現・住友ファーマ)が、大阪の商品センターから東京へありったけのPAMを緊急空輸し、事件当日の夕に2000人分、夜に2500人分のPAMが都内医療機関に次々と届けられたこと
・全日空をはじめ、PAMの緊急輸送に全面協力したスタッフたち
解毒剤PAMは、中毒の発症早期に投与されなければ効果を発揮できません。
まさに時間との戦いの中、数えきれないほどの人たちが、信じられないほどの速さで救命に全力を傾けました。
原稿に正確性を損なわないよう、一部の企業には私から改めて直接取材もしました。
これまで色々な方が書籍やメディアで発信されてきたことではありますが、決して忘れてはならないことは、角度を変えて何度でも発信すべきと考えています。
『すばらしい医学』より、抜粋記事です↓
https://diamond.jp/articles/-/332483
サリン中毒に使用する解毒剤のPAMは採算が取れず、作れば作るほど製薬会社が赤字になる薬品でした。
— 知念実希人【公式】 (@MIKITO_777) March 20, 2025
しかし、住友製薬はグループ会社の住友化学が有機リン系の農薬を製造しているので、それで中毒が起きた際に使うPAMを製造するのは、社会的な義務であると考え、採算度外視で作っていました。… https://t.co/ninvtoHb5v
知念実希人【公式】@MIKITO_777
サリン中毒に使用する解毒剤のPAMは採算が取れず、作れば作るほど製薬会社が赤字になる薬品でした。
しかし、住友製薬はグループ会社の住友化学が有機リン系の農薬を製造しているので、それで中毒が起きた際に使うPAMを製造するのは、社会的な義務であると考え、採算度外視で作っていました。
結果的にそれが多くの方々の命を救いました。
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