コメント 【陸自の補給拠点】市民団体が沖縄市に要請「計画を容認するな」 市長「安全保障上、国の専権事項であるため拒否や容認する立場にはない」
陸上自衛隊の新たな補給拠点(支処)を沖縄市池原の沖縄訓練場内に設ける防衛省の計画を巡り、沖縄市民でつくる「自衛隊の弾薬庫建設反対実行委員会」のメンバーらが3日、沖縄市役所を訪れ、計画を容認しないよう市に要請した。平田嗣巳副市長に決議文を手渡した。市議会野党メンバーや地元池原の区民、自治会長ら17人が訪れた。
1月に沖縄防衛局から計画の説明が沖縄市にあった際に、桑江朝千夫市長は「安全保障上、国の専権事項であるため、拒否や容認する立場にはない」と市の立場を表明していた。その見解に対し、実行委共同代表の仲村未央県議は「沖縄訓練場の7割以上の面積が市有地だ。管理する市長は計画について賛成・反対を言う立場にある」とし、計画反対を表明するよう求めた。
平田副市長は「しっかり市長に報告する」とした上で、「国の専権事項で(市が)拒否するとか同意する立場にはない」と繰り返した。市として沖縄防衛局に対し、住民に計画を説明するよう求めているとした。
[琉球新報 2023.2.4]
https://news.yahoo.co.jp/articles/125d2ab4d1f404585b0079784eaf4ea5c4e23850
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