偽装結婚の疑いで女子高校生を書類送検

高崎市の１８歳の女子高校生がバングラデシュ国籍の男と偽装結婚した疑いなどで書類送検されました。女子生徒は在留資格の変更を希望していたこの男から依頼を受けた生徒の親族に持ちかけられて婚姻届を提出したということで、警察が詳しいいきさつを調べています。

書類送検されたのは、高崎市の１８歳の高校３年の女子生徒です。女子生徒は結婚する意思がないにも関わらず、去年６月、栃木県足利市のバングラデシュ国籍の２４歳の男との婚姻届を大泉町役場に提出したなどとして偽装結婚などの疑いが持たれています。警察の調べによりますと、男は逮捕されたことがあったため、強制送還されることを恐れて、在留資格を「日本人の配偶者など」に変更しようと偽装結婚を計画したということです。

女子生徒は男と面識がありませんでしたが、男が友人を介して知り合った生徒の親族が女子生徒に対し偽装結婚を持ちかけて婚姻届を提出したということです。女子生徒が学校に「婚姻届を役所に提出してしまった」と相談したことで、事件が明らかになったということで、警察は詳しい状況を調べています。

男と親族、そしてその友人はすでに逮捕されています。

[NHK 2022.4.22]
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20220422/1060011813.html