日出町町長


安部徹也議員

ひじ議会だより　No.137
令和６年７月３１日

Ｐ６一般質問より

質問者 阿部徹也議員（豊岡地区）

問
大規模土葬墓地建設の民意を確認しては

答
町民の意見を聞くことはありません

問
九州全域から永遠にイスラム教徒の方々のご遺体が運び込まれる大規模土葬墓地は日本ではこれまで類を見ません。土壌汚染や水質汚濁など自然環境に全く影響がないのですか。

住民生活課長
現状の計画であれば問題ないと判断しています。

問
日出町民にとって必要性のない大規模土葬墓地は、現状住民の反対もあり、建設許可を出すべきではないと考えますが。

町長
条例を踏まえながら審査していくのが我々許可権者の仕事であり、町民にとって必要かどうか、また計画に反対かどうかは判断基準 ではありません。

問
反対する町民が心配するように、飲料水が汚染されない保証はないと思いますが、将来的に何か問題が起こったときに本当に町長は全責任を負うことができますか。

町長
墓地の経営の許可は条例に基づいて責任を持って判断します。

大規模土葬墓地計画は説明責任を十分に果たしておらず、多くの町民が理解していない中で将来的な影響が大きいことを考えれば民意を確認する必要があるのでは。

町長
町民に意見を聞くことは考えていません。

質問者　工藤健次議員（大神地区）

問
土葬墓地計画で水源に影響があった場合は

答
責任をもって判断をします

問
町長は、２期８年の町政運営上、大きな問題を抱えたまま３期目に挑戦をしようとしていますが、真那井の太陽光発電と土葬墓地の検証をします。重要な問題をどのような会議で議論してきましたか。

政策企画課長
町の重要課題は、平成３０年に策定をした庁議規定に基づいて、政策会議、調整会議などを開催し審議、調整、情報共有などを行っています。

問
町長は、土葬墓地の手続きでは条例どおり粛々と進めますと言ってここまできましたが、水源への科学的調査で影響があった場合でも計画は進めますか。

町長
水を汚染する恐れのない場所と考えています。責任を持って判断します。

質問者 多田利浩議員（日出地区）

問
日出町総合計画の進捗状況アンケートえ「イスラム土葬墓地への対応に納得がいかない」という自由意見が多く寄せられています。町長は「この計画は条例で判断せざるをえない。町民の意見がどうであれ、それが条例に反映されることはない」と発言しています。計画を進めるにあたって問題がなければ、町民にきちんと説明をすべきです。説明会を開催しませんか。

町長
土葬墓地建設計画は、条例に基づく許可事務であり、条例上の近隣住民などへの説明は事業者である別府ムスリム教会が行っています。町としては、昨年９月の「広報ひじ」とホームページでが異様を説明しました。

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[ひじ議会だより]
https://www.town.hiji.lg.jp/material/files/group/17/gikaihou137.pdf